Last updated on 2016年12月4日
バンダイ「S.H.フィギュアーツ」シリーズより、映画第一作目のアイアンマンより「アイアンマンマーク3」が登場!
メーカー | バンダイ |
ブランド | S.H.フィギュアーツ |
発売日 | 2016年11月25日 |
希望小売価格 | ¥ 6,264(税込) |
ここから「マーベルシネマティックユニバース」は始まった!
(あのゴリゴリのB級パケでもビックタイトルになれるw)
映画「アイアンマン」第一作目より初の実践型アーマー「アイアンマン マーク3」の登場。
フィギュアーツとしては第一号のマーク6発売から3年以上の時を経て発売となりました。
本作は「ホールオブアーマープロジェクト」シリーズ第2弾となります。
第3弾の「アイアンマン マーク6」と格納庫の「ホール・オブ・アーマー」は魂ウェブ限定です。
※共に2016年12月20日締め切りなので注意。
アーツアイアンマン素体も6体目ですか。(ウォーマシンも含めれば9体)+2体発売確定。
「母ちゃん違うんだ・・・・・。」
↓「ホールオブアーマープロジェクト」関連作品レビュー↓
目次(クリックで移動)
BOX
・箱前後
アーツシリーズの「いつもの」デザイン。
シンプルでキャラクターのイメージカラーを採用したパッケージ。
映画一作目の雰囲気が出ていますね。
・ブリスター
赤い台紙に取説。
またしても同じ言葉でまとめてしまうのもアレですが、「いつもの仕様」ですw
素体・仕様
映画「アイアンマン」初の実戦型アーマー。
シンプルで無骨なフォルムですが、これぞアイアンアーマー!と言った印象。
劇中では失敗から成功の製造過程、マーク2の飛行テストなど、
マーク3が完成するまでの映画の流れは未だに傑作だと思います。(オリジンはやっぱり楽しい。)
映画のインパクトが強かった事から、個人的にお気に入りのアーマーだったりします。
・サイズ比較
マフェックス・figma・マーク3・電池・リボ
155cmなので平均的なサイズ帯。
・アイアンマンサイズ比較
リボマーク3・本品・マーク46・旧マーク6
リボマーク3以外は全てアーツ素体。リボ版とはほぼ同サイズですね。
(リボ版、当時は電飾ギミック付きで2500円ほどとは!)
顔のデザインに関してはリボ版の方が似ている印象。
意外と旧マーク6が大きいですね。
余談ですが、旧マーク6の足首パーツが何気に大きかったので載っけてみる。
アーツアイアンマン素体第1号だけあって、今の安定した素体を見ると、
いろいろ試行錯誤を重ねた素体だと感じます。
この足首の重みで飛行ポーズが出来ずらかったのはいい思い出ですw
・付属品一覧
飛行フラップ、オプションハンド(チョップ型平手、平手、リパルサー用平手)左右
リパルサー×2、手首用ジェットエフェクト×2、脚部用ジェットエフェクト×2
基本的にいつものアーツアイアンマンテンプレセット。
今回は新たにフラップが付属!これだけでもポージングの幅が広がりますから、うれしいですね。
(マーク6で一回付属してるので、完全に新規のオプションではないですが、
嬉しい事に変わりなしw)
今後もこう言った細かいパーツをつけて欲しいトコロ。
ショルダーキャノンや腕のミサイルなどネタはあると思うのですが。。
あと、そろそろ手首を反した平手を付属してください!
(リパルサー用の突起無しの平手)
今の平手は使い道はなくはないですが、アクションポーズにはあまり向かない・・・。
Q:今回付属するマーク3版のエフェクトパーツは左と右どちらでしょうか?
A:右
※答えは反転。Aの横をクリック長押しで選択してね。
分った上で正解した貴方はアーツアイアンマンマスターだ!(オイオイ)
一応、どのバージョンも全て同じカラーではなく、多少色の違いはありますw
たまには形状の違うものが付属すると遊びの幅が広がって嬉しいのですが。(´・ω・`)
・手甲
今回は「差し替えタイプ」です。
軸は太目で長く、穴もキツめなのでポロリはまずないですね。
ただ、今回は手甲の可動軸がポロリしやすいと言う新たな問題が。。
抜き差しして劣化してもコワイので、慎重な扱いが必要ですね。
・バストアップ
顔は相変わらず独特ののっぺり感といいますが、面長な印象ですね。
ただ、全体とのバランスが取れているため、実物で違和感はあまりないかと。
なで肩のフォルムやリアクターのディティールも忠実で惚れ惚れしますね。
腹部のダルっとしたシルエットも堪らないなとw
・サイド
横顔、こちらはかなり劇中に近い印象を受けますね。(毎度の事ですがw)
・背面&脚部
所々丸みを帯びたシルエットや造形のバランスはさすがですね。
今回はかなり劇中に近い印象を受けます。
・脚部機構
今回も膝裏に曲げるとパーツが連動して膝裏の上部が一緒に折り畳まれる仕組みを採用。
これにより可動域がアップ。
・可動域1
下半身は180度開脚可能。脚部の付け根に可動機構がある点は変わらず。
胸部の分割線により屈み、反りの可動範囲の増加。
腕、二の腕の回転、肘の可動域はほぼ従来のアイアンマン素体の可動域。
関節テンションはかなり良好で、画像の様に片足でポーズを維持できます。
・可動域2
脚は90度まで可動。
足首は全体的に大人しい可動範囲。パーツと干渉して左右の傾きが小さいです。
足首裏のパーツも可動。(足首がそこまで動かないので、活用する機会があまりないですが。)
胸部、腹部は左右にロール可能。
足首の可動域が多少落ちていますが、従来のアーツアイアンマンの完成された可動域です。
アクションポーズ集
スピニングアイアンキック!!!
下半身の可動域と安定性は相変わらずスゴイ。
ありがとう!そしてありがとう!
(チョップ型の手首をどうしても活用したくて試みた結果上記の流れにw)
はいごめんなさいちゃんとやります。
エフェクトパーツ集
映画のシーン再現
実写映画版、初のヒーロー着地シーン。(床パンしてない)
メチャクチャcool!
戦車に撃墜される。
(戦車で人間サイズの高速飛行物体を落とすって相当すごいw)
「暴れると余計痛くなりますよ。」
「優しくしろ!初めてなんだ。」
「何をやっているんです?」
「僕のもっとあられもない姿を見てるだろ?」
(この時、空気を読んでアームの動きを緩めるジャービスw)
「30年間お前を持ち上げてきた!」
(と言いながら物理的にも持ち上げるモンガーw)
「誰にも私の邪魔はさせん!」
(ミサイルで吹き飛ばされて飛行戦へ↓)
「計算なら分かってる。やれ!」
(アイアンモンガーが氷結してひとまず勝利?↓)
「2%。非常用補助パワーに切り替えます。」
(着地後、スーツを脱ぎだすが・・・。↓)
「惜しかったな!」
「こいつが大事だろ!」
(センサーの配線を引き抜くが・・・。↓)
「こう言うメカは好きじゃないんだが、やってみると結構楽しめるもんだな!」
「トニーーーーーーー!・・・・・。」
安心してください。生きてますよ。
映画のシーン再現でした。
モンガー系フィギュアを所持してないので、代役はネカのチェルノたんにお願いしました。
トニーヘッドは乗っけただけで、互換性はないので注意!手首は神の左手を拝借。
いや~、久々にアイアンマン1を観直しましたが、俳優が若いのなんのってw
ダウニーさん髪の毛フッサフサやな!(なお、コールソンはあまり変化がない模様。)
声優さんのお芝居もキャラとして演じるのは初なので、
今の安定した感じとはまた違って面白かったです。
映画としてもアイアンマンになる過程、インセンとの出会い、今までの自分との決別、
信頼していた人間の裏切り、ペッパーとの距離感などなど、改めて見どころ満載だな~と感じました。
ラストの「絶対的不利な状況での戦闘」はいつ見ても激アツ!
視聴者からしたら「万全の状態なら負けないのに!」と思えるパワーバランスは絶妙ですね。
総評・価格帯
「S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク3」レビューでした。
マーク6が発売されて以来、一部のファンからは発売を望まれる一品でしたが、
最新の技術を経て登場。旬のネタではないのでかなり挑戦的なラインではありますが、
「ホールオブアーマープロジェクト」としてマーク1~7まで発売してくれるのは嬉しい限り。
難点としては
・手甲パーツ
手甲の可動軸部分が外れやすいと言う新たな難点が。
ただ、ストレスマシマシするほどポロリはしないので、挙げるとするならと言う程度です。
・細かいフォルム
顔や造形の細かい部分に原作との差異が見られます。
足首周りの可動減、腕の厚みや長さ、腰のくびれなど。
・可動域・付属品がほぼいつも通り
これは今回に限った話ではないですが、マーク42以降、造形に変化はあれど、
可動域、エフェクトはほぼ一緒です。
完成していると言う意味ではいい点ではありますが、新鮮味には欠けますね。
手首のラインナップは本当にご一考頂きたいw
ただ、上記はすべて「敢えて挙げるとすれば」と言った面もあります。
それ以上に
・劇中に近いシルエット。丸みを帯びたライン、造形はcool。
・手甲本体にポロリはない。
・安定した可動域と可動テンション。
・細かくバージョンアップされているアイアンマン素体の最新型。
上記で同じ同じと言ってしまいましたがw、手甲をはじめ、
脚部付け根の可動機構が一番差し込んだ状態で斜めになっており、
より大きく可動するように改善されています。
腹部に分割線も入り可動域も上昇。より深いポージングが可能となっています。
ひとしきり遊んでから改めて触れてみると、細かい部分も遊びやすく改善されています。
マーク3ながらも最新のアーツアイアンマン素体。真新しさを感じにくい面もありつつ、
細かい難点が改善されて遊びやすさアップ!可動も造形も安定した完成度。
ディティールやシルエットは満足度高し!
と言った印象でした。
いやー、今のところ「ホールオブアーマープロジェクト」は完成度、満足度が鬼高いです。
マーク3は個人的にもアイアンマン第一作目で心を鷲掴みにされたため、ホント大好きなんですよね。
最近のスタイリッシュなアーマーもそれはそれで好きなのですが、
マーク46のメットが謎収納されるのは装着感がなくて未だに納得できていませんw
1/12サイズ帯の和製マーク3はあまり発売されていないため、
好きならば是非手に取って欲しい一品です。
次のマーク6(新規造形版)の到着が4月なので、2017年内にあと2体出れば早い方でしょうか。
その次はマーク3のほぼ色違いのマーク2が出ると予想。
何にしてもラボ完成までの道は長いですねw(その前に完走する保証もないですから・・・。)