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S.H.フィギュアーツ アイアン スパイダー インフィニティウォーVer レビュー

バンダイ「S.H.フィギュアーツ」シリーズより、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」から「アイアンスパイダー」が登場!

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メーカー バンダイ
ブランド S.H.フィギュアーツ
発売日 2018年5月25日
希望小売価格 7,344円(税込)

shフィギュアーツシリーズより「アベンジャーズ:インフィニティウォーシリーズ」が始動!
第二弾となる2体目は「アイアンスパイダー」が登場!
本作の素体元であるホームカミング版は可動機構が優秀で流用でも心配はなかったものの、
本作も商品仕様が明らかになるにつれて雲行きが怪しくなっていき・・・・・。
杞憂となるか、果たしてその内容は如何に。

アイアンダーマッ!(鉄とは言ってない)

 

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BOX

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・箱前後
今回は付属品が多いため箱のサイズは若干大き目。
キャラクターイメージに合わせたカラーリングで藩押しもcool。

ちょっと気になったのが、掲載されているサンプル写真がメタリック調のカラーリングに見えるのですが・・・。(光の影響?まさか、フォトショゴリゴリやねー!)
何故これで出さなかった・・・。

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・ブリスター
ニ階層式。黒の台紙に取説。
はい、いつもの仕様w

素体・仕様

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・前後
サイズ:約140mm
可動個所:約26箇所

自警活動の最中、トニースタークに才能を見出されアベンジャーズと接点をもつ様に。
アベンジャーズ加入に強い憧れを持ち、無茶な行動も多々あれど、ヒーローの在り方を学び力を付けていったピーター。
ホムカミのラストにチラ見せしていたアイアンスパイダースーツ。インフィニティウォー参戦をキッカケに装着!

第一印象はホームカミング(以下ホムカミ)版の「素体流用」。
実際はホムカミ版をベースにしたバージョンアップ版でした。実質新規造形ですね。
可動個所は同等ながらも随所にスタイルの変更が見られ、素体のバランスがバツグンに良くなってます。

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・サイズ比較1
マフェックス・figma・レゴ・本品・電池・リボルテック
140mmのため、他フィギュアと比べると小ぶり。女子フィギュアに近いサイズ帯。

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・サイズ比較2
アーツスパイディ比較。ホームメイドスーツ・ホムカミ・本品。
スタイルや造形の違いはあれど、全て可動域はほぼ同等。
並べてみると分かるとおり、後発になるにつれて細かな調整が加えられるのが分ります。
細かい造形の違いは後述。

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・サイズ比較3
和製親愛なる隣人集合。
figma・ディスクウォーズ・本品・特撮リボ・アメヤマリボ。(マフェ版は売ってしまったw)
全体的に造形のクセが強いw
今みるとfigma版、細すぎだし両手両足のバランスがヤバイ。
全身ピチパツスーツだから表現がムツカシーのでしょうね。。
てか、何気に各映画版を追ってる形にw

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・オマケ
スパイダーストリングス比較。(違っ)
並びは上の比較と一緒です。
リボ版クセ強すぎワロタw
どう見てもタマから出る弾です。本当にありg(やめろぉぉぉぉぉ!!!!!)

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・付属品一覧
オプションハンド(開き手・持ち手・糸発射手(大)・糸発射手(小))左右1組。
眼交換用補助パーツ
オプションアイ(閉じ目・睨み目)左右1組
ディスプレイ用ジョイント
ウェブ・発射用(短・長)
ウェブ・持ち手用
ピンサー

ホムカミ版との変更点はリュックとスマホとそれ用の持ち手が無い事。
追加でピンサー。あとは同じものが付属。

ピンサーのサンプルが公開された時は、金一色で特に彫り込みもなくシンプルな作りでガッカリ感が否めませんでしたが、完成版は設定に合わせてちゃんと造形されてました。
彩色されていたら完璧でしたね。
素体の造形に関しては所々に映画版と差異が見られます。(ウェブシューターや細かいライン、カラーリングなど)

ちなみに、映画本編のデザインはこちら。(マーベルフューチャーファイトより)

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・オプションアイ
通常・睨み目・閉じ目。
内容に関してはホムカミ版と一緒。左右それぞれ個別に変更が可能。
交換用補助パーツを使う事で簡単に付け替えが可能。
色々組み合わせ遊びが楽しめますが、通常と睨み目の違いが分かりにくいのが困りものw

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・ディスプレイ用ジョイント
ホムカミ版とまったく同じもののため、IW版の仕様の違いから背中がパックリ状態に。
使用する際には背面が映らないように注意。
また、ピンサーと同時使用は不可と言う問題も・・・。
個人的には背中だと使いにくいので挟むタイプで十分ですがw、ここは好みかと。

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・バストアップ
さて、ここからが問題の素体仕様について。
ご覧の通り、ホムカミ版と同じく素体表面はザラっとした質感。
映画の設定と違いメタリック感がなく「アイアンスパイダー」の雰囲気はナシ。
「メカニック調のスパイダースーツ」と言った印象。
造形面で変化が多いものの、悪い方向で素体流用をしてしまった結果に。
眼もベタっとした白塗りなのがアーマー感を落としてる要因の一つかと・・・。

キャップと言い、本当に「試作段階の資料を元に立体化した」感が強いですね。
色味や質感もろもろ把握できずこんな事に・・・。

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・背面&脚部
背中はカラーリングに差異が。(金色の縁取りがない)
全体的にヒョロっとしていたホムカミ版にくらべ、こちらは全身肉厚になってますね。
細かい変更点を一つ一つみていきましょう。↓

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・ホムカミ版と比較
背丈はほぼ一緒ですが、全体バランスがまったく違います。
先ず頭部。面長の顔から丸みを帯びた顔になり横幅も増加。首は短く太い調整に。
胸板も引き締まり胸囲全体もアップ。

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・サイド
横から見ると全体バランスの変更が分りやすいですね。
腕も太くなり若干短くなってます。

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・下半身
膝から下が多少長くなり、太ももが短くなり下半身のバランスが良くなりました。
例にもれず脚部も肉厚になり全体的にヒョロヒョロだった素体から
程よい細マッチョ体型になりましたw
腰のベルトも修正が加えられ、可動してもほとんど腰パーツがずれない様に肉厚になり、
可動後に空洞が目立たないよう修正されました。(ただ、若干腹部がはずれやすくなりましたw)

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・オプションアイの互換性
双方差替え可。すり替えておいたのさ!(貴様ぁ!)
ホムカミ版がメタリックでIW版が白塗り。
どう見ても逆の方がシックリきます。本当にありがとうございました。
よく考えるとなんでホムカミ版はメタリックだったんだろ・・・。
ウチは普段飾るときはすり替えようw

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・ウェブ
内容は同じですが、色味に変更あり。
左がIW版で白塗り。右がホムカミ版でクリア。
互換性はあるので色味さえ気にしなければ同じ長さを両腕に装着可能。

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・可動域1
開脚は180度弱可動。(画像がほぼ限界値)
胸部腹部はボールジョイントで可動。胸部は360度回転可。腹部は左右にロール。
固さは両方ピキピキ音がする程度には固いです。キャップほどギッチギチではないので動かしやすさはあります。
腕の根元は引き出し式。
二の腕は軸無しですが根元がロール可能。
前腕もロールするためもしかしたら着脱可能かもしれません。(怖いから試してないw)
首は前後に深く可動。

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・可動域2
脚の前後可動もほぼ180度可動。
スパイダーアクション向けに高い可動域があるのは変わらず。
太もも軸もありあまり回転しないながらもロール可能。
足首は球体関節のため、全方位360度自由に可動が可能です。

足首一軸ボールジョイントそう言うことやぞ。

関節テンションは良好。この辺は安定してますねー。
ただ、今回遊び倒して肘の関節が緩くなったため、一部劣化は早いかもしれません。
まあ私がガシガシ可動させて、割と無茶な動かし方もするのでそれが原因かもですがw

アクションポース集

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僕がアイアンスパイダーだ!

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スパイディーキィィィィィィィィィィック!!!!!

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うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!

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グギギギギギギギ・・・・・・

P1140807
だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!(気の解放)

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ヨガスパイダー!

P1140733
しゃちほこスパイダー!

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中国雑技スパイダー!

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バレエスパイダー!

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コサックスパイダー!

msud
M.C.U!
スパイダサイ!

ftn
Take The L!

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希っ望の花~♪
(スタークさん・・・止まるんじゃねぇぞ!)

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スパッ☆彡

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\テーン!/

「ホいつの間に!」

P1140762
ケツ十字キラー!

P1140763
馬鹿旦那を退治しにきた男!

P1140764
親のココロ子のココロ!大切なトコロを守る男!(早口言葉)

P1140765
スパイダーマッ!!!!!

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テッテレ~テッテレ~♪

P1140761
(NH●のど自慢)

P1140754
テテッテテ~♪(ポコポコポコ)

P1140767

やっぱり削除→

はいごめんなさいちゃんとやります。

 

アクションポーズ集(真)

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スパイディーの代表的(?)な屈みポーズをグルり。
ご覧の通り、ほぼ違和感なくポージングが可能!
もう少し胸部、腰が深く曲がればほぼ完ぺきですね。

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「スペクタキュラーだろ?」

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東映版のポーズが本家に逆輸入されるとはw

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やはり、屈んだポーズや地を這う様なポーズがサマになりますね。cool。

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ウォールアクション。
ホムカミ版は海外版だとビルの壁とか付属するんですよね・・・裏山C。

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マーベルVSカプコンのあの構えも再現可能。

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スパイダースティング!

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クロウラーアサルト!

●地味映画再現
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アイアンスパイダースーツ装着!

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サノスに叩きつけられる!

ネタバレになる&本編うろ覚えなので予告の範囲で簡単にw

 

エフェクトポージング集

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地上から走り出しビルの谷間へ!

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脚部の根元が360度回転するので、スパイディーの特徴的なポーズも楽々再現可能!

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持ち手用のウェブが汎用性が高く、移動アクションや攻撃動作などいろんなシチュエーションに対応してくれます。これは捗る!

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両脚をキレイに揃えれればスイングキックが再現できるのに・・・惜しい!

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落ちるー!!!(ジタバタ)

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モノを引っ張る動作。しなりがいい味だしてるおかげで映えますね。

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両手持ちはモチロンのこと、サンライズパースも楽々再現可能!(やる必要がないわw)

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成敗!(斬るなやw)

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ウェブの組み合わせ遊びで時間がモリモリ吸われていくぅ~w

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最後にホムカミ版からウェブを拝借し、同一サイズでの組み合わせ遊び。
色に違いがありますが、写真だと別段違和感はないですね。

 

ピンサーポージング集

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やっとこお待ちかねのピンサーのご紹介w(ネタがなげぇんだよw)
背中のシンボルを外してはめ込むタイプになります。
装着すると一気に雰囲気が変わりますね。
各4節可動箇所があり独自に可動させることが可能。
造形に関しては細かい彫り込みがありディティールは悪くないですが、金一色なのである程度のチープ感はいなめないですね・・・。
個人的には彩色さえしてあれば満足できる完成度。

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・ピンサー可動域
上部は真上から真横までの90度弱可動。
下部は画像の通り気持ち程度しか可動しません。
ピンサーの基部に可動用の空洞がありその範囲でしか動かせない仕様。
その空洞のお陰で若干グラつくのも困りもの。
さすがに接続と可動の両立は難しかった様子。。

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保持力に関しては「可動を保つ程度」で画像の様にアームのみで本体を支えながら立たせるのは不可。
それは構わないのですが、アームの根元があまり可動しない為に
ポージングに制限がある点が残念・・・。

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ギリギリもギリのギリで原作の特徴的なポーズも再現可能。スタンドは必須w

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ぎちぎちぎちぎち・・・・。

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バンッ!(なんだろ、スッゲー既視感。でも何かわからないw。ゼノギアス?)

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アームと同時にガード!

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どことなくイエロージャケットのアームっぽいw
アームの関節は良く動き、内側にも外側にも広範囲に可動。
それ故に基部ガンバレw

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アームが追加されたことによりシルエットが変わり、攻撃的な雰囲気に。

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アームを活用して踏ん張るポーズ。

P1140868 P1140869
バランスをとれば画像の様に本体を保持させる事も可能。
攻撃を避けつつウェブで反撃するイメージ。

総称・価格帯

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「S.H.フィギュアーツ アイアンスパイダー インフィニティウォーVer」レビューでした。
「shフィギュアーツ インフィニティウォーシリーズ」の第二弾。キャップに続き登場。
キャップ同様仕様がイマイチで盛り上がりに欠ける面もありましたが、内容自体はいつもの安定したアーツ品質でした。

難点としては

・細かな造形の差異
・ピンサーが試作段階
個人的にはそこまでこだわってはいませんが、
キャップの後だと「試作段階のモノを元に商品化した感」が否めず、細かい差異や金一色のピンサーが気になってしまいますね。

・素体流用による素体全体の質感
一番の残念ポイント。
ホムカミ素体と同様、布スーツっぽいザらついた質感で、原作の「アイアンアーマー」感は無し。
色味も暗く、テカリ処理もなく金のラインしか鋼鉄感が無いです。
眼のパーツのベタっとした白塗りで布スーツ感を増しているのも困りもの。
アイアンマンが上記の仕様であれば荒れる様に、キャップに続きキャラフィギュアとして残念な仕様となってしまいました。。

 
良かった点としては

・ピンサーの仕様
難点に挙げながらなんですがw、サンプル段階から製品版に至るまで大幅に修正が加えられていた点はgood。(サンプルはただの金の蜘蛛脚って感じだったのでw)
細かいディティールが彫り込まれ劇中に近づいているとかと。
基部の可動域の改善と彩色済だったら個人的には文句なしの完成度。

・細かに修正されバランスが整った素体
キャップ素体同様、全体的に肉厚になり首、頭部、胸部、腕、脚部の長さや太さにバランス調整が加えられ違和感のない細マッチョ体型となりました。(スパイディーフィギュアは全体的に細すぎるw)
腰ベルトも改善され遊びやすさは変わらず、スパイディーの特徴的なポーズをガシガシ再現できます。

素体の質感はザラザラで細かい差異は目立つものの、
素体自体に細かい修正が加えられバランスのとれた素体に加え細かい造形やキレイな塗装は◎。
ピンサーも金一色ながらも完成度自体は高く、現状最速でピンサーアクションで遊べる唯一無二のスパイディーフィギュア!

と言った印象でした。
キャップと同様にキャラクターフィギュアとして一番イメージしている部分がズレてしまっていて、
本品も低評価が少なくないですが、相変わらず単体商品としての品質、完成度が安定しているのはさすがアーツだなと思いました。
ザラザラアイアンスパイダースーツでOKであれば、現状ピンサー付き和製アイアンスパイダーは本品のみですし、可動事体は楽しめるので迷ってるなら私は背中を押したいですね。
多少値段が張るのは残念ですがw

アーツIWシリーズは企画に問題がありすぎるw。
AOUの頃の様にもっと1体1体丁寧に練って頂きたいですね。
他メーカーもあるから先を行きたかったり、企業として利益を優先するのは理解できますが・・・。
次回は完全新規のマーク50とサノス!内容はともかく両方楽しみです。

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One Comment

  1. タクヤ タクヤ

    面白いです!もっと
    色んなフィギュアを紹介してください!

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