メディコムトイ「MAFEX」シリーズより、バットマンVSスーパーマン「ワンダーウーマン」が登場!
メーカー | メディコムトイ |
ブランド | MAFEX(マフェックス) |
発売日 | 2016/11/12 |
希望小売価格 | ¥ 5,940(税込) |
映画「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」より、
和製アクションフィギュアでは第1号となるBvS版「ワンダーウーマン」。
最初の発表から延期して、9月末日に落ち着いたもののそこから2度の延期。
最後は11月末から11月12日に早まってようやく発売。
長かった・・・でも無事に発売して良かった!
目次(クリックで移動)
BOX
・箱前後
従来のマフェックスシリーズと同サイズの箱。
シリーズを通して統一感のあるシンプルなデザイン。
素体・仕様
・全身
サイズ:約150mm(メーカーのサイズ表記だと160mm)
可動箇所:約25箇所
マフェックスでは珍しい女性素体。
更新時の2016/11/24時点では本品とダークナイト版キャットウーマンのみ。
(今後はSWのレイ、スースクのハーレイが発売予定。)
と言う事で、触れる点が多々あるので順を追って見ていきましょう!
・サイズ比較
リボルテック・figma・ワンダーウーマン(本品)・shフィギュアーツ(電池忘れたw)
同サイズ帯フィギュアではベストな女子サイズ。(どんなサイズだよ。)
・マフェックスサイズ比較
ついに揃いました、DCの3大巨頭!
映画公開後に発売するであろうフラッシュ、アクアマン、サイボーグを思うとワクワクしますね。
※あくまでも個人の願望ですw
前述した通りサイズはほぼ劇中通り。ベストサイズ。
・付属品一覧
魔法の投げ縄(展開・収納)
剣・盾
オプションハンド(平手・剣用持ち手・盾用持ち手)各左右
スタンド
劇中に登場したものはすべて抑えているので十分な内容。
・スタンドグリップ(左が本品付属のグリップ。)
今まではほぼ全て共通の大き目のグリップでしたが、今回は小さいグリップが付属。
使いやすさが大幅に向上。
正直、今後は全てこっちにして頂きたいwもっと言えば、胴体に穴があっても個人的には全然OK。
アクションフィギュアなんだから、遊びやすい方がいいなと。
「女優と似てない」「可愛くない」「デコマスから劣化」
と妙な感想が飛び交う事にw
概ね同意見ではありますし、確かにデコマスからの劣化は感じられますが、
これはこれで味があって悪くはないカト。
ほうれい線のせいで妙なおばさん感がありますw
・首の可動域
髪の毛が干渉しまくりで左右、上下は画像程にしか動きません。
・横顔
髪の毛の生え際から頬のラインは女優のガルさんに似ている印象。
・背面&脚部
全体の造形としてはさすがのマフェックス。
実際のスーツの質感、スカートの鱗の様なゴツゴツとした革の素材感、細かい凹凸、
腕や脚のアーマーの肌のラインなど、造形面の忠実さ、緻密さは変わらずの高い完成度。
多少脚部のアーマーの肌色部分に上から肌色塗った感はありますがw
全体的に塗装も綺麗です。
・腰&脚部の処理
最近の可動フィギュアで主流になりつつある、腰と足の付け根の可動処理。
今回のWW素体でも同様の処理が施されています。
決してパンツ画像ではない!
・可動域1
脚部は180度までとは言わないものの、かなり大きく広げる事が可能。
腰、胸部はボールジョイントで可動。反りは弱いものの、内側には大きく曲がります。
腕の付け根は二重のボールジョイント。軸は回転可能。
上手くポージングをしないとジョイント丸見えになりがちな点が難点かも。
首は前述の通り。
・可動域2
足は前方へはほぼ90度に曲げる事が可能。
膝も深く曲がるため、立膝も楽々。
足首は造形的に前後はやや厳しいものの、左右は軸が回転するので広めに動きます。
気になる関節テンションですが、
極端に緩い訳ではないけど固くはない。
といった印象。
ある程度は保持しますが、勝手に倒れてる時が多々ありますね。
・フル装備
腰のベルトに投げ縄(収納時)の装着が可能。
また、劇中の様に剣と盾を背負わせてみました。
結構背負ってるイメージがあり、なかなかシックリきますね。
やり方は簡単で、盾のベルトに剣を通して、背中のベルトに引っ掛けるだけ。
激しいポージングをしない限りではそうそう落ちることはないです。
そもそもパーツが干渉してあまり動かせないですがw
ただ、盾単体で背負わせる手段がないのが残念。
アクションポーズ集
ワンダーキィィィィィィィック!!!!!
デップさん「ワンダーウーマンちゃん惚れちゃったYO!デスストロークなんて放っておいて俺ちゃんの●×〒@をストローク!」
コキャ!
「!?」(俺ちゃんの業界ではご褒美です。)
ワンダーウーマンと言えば首コキャ。
これでも死なないんだよなーデップさんはw
霊長類最強のアメコミ女子!
(霊長類ではない・・・のか?w)
ワンダーウーマンで一気に知名度を上げた「ガル・ガドット」女史。
検索窓に「ガル・」と打ち込むと一番最初の検索候補が「ガル・ガドット」となるほどにw
画像検索すると上記の様な画像がいっぱい見れますぞ。(恍惚)
BDの特典映像 でWWの衣装を着てきゃっきゃはしゃいでいるガルさんはめっちゃ可愛かった。
(ソフトのアルティメットエディションが更新時点で半額以下ですよ・・・カナシイ。)
ある晴れた日のこと~♪(古いわ!)
ちょいちょい再放送を目にするのでついw
武器ポージング
魔法の投げ縄!
ただの物理武器ではなく、相手に真実を告白させると言うとんでもない縄。
普通にコワイw
開封直後の正直な感想
BGM「トゥィンウィンウィウィンウィウィン♪(デンデンデデデデンデンデン)」
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!ワンダーウーマン!ワンダーウーマン!」
キリッ!!!
実はウルトロンも良く見ると・・・モノ自体が変わっていたりします。
マフェックス ワンダーウーマンを開封した時の率直な反応。
「トゥィンウィンウィウィンウィウィン♪(デンデンデデデデデンデンデン)」
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!WW!WW!」
「キリッ」
「・・・・・。」 pic.twitter.com/VB37Elw4Wa
— さい太@ホビーアッセンブル (@saita65asb) 2016年11月12日
開封直後にTwitterで載せたネタ。
マーク42レビューでも使った画像の流用ネタなのですが、
微妙にバズり(所謂口コミ)まして、改めてネットの拡散力に感動と同時にちょっとビビりました。
発信した側としては別ネタの画像を使いまわした簡単なネタなので、
その、正直、ちょっぴり気まずかったりはしますw
とは言え、Twitterの層、受けやすいネタの傾向、発信タイミング、メッセージ性もろもろ、
いい勉強になりました。シェアして下さった方々に感謝です!
DCの3大巨頭集結!
BGMも相まってこのシーンの鳥肌感はヤバイ。
映画のシーン再現はコチラ↓
総評・価格帯
「マフェックス No.24 ワンダーウーマン レビュー」でした。
BvS仕様の和製ワンダーウーマン第1号で、度重なる延期により期待値が高かったのですが、
大きなアレンジもなく、劇中に忠実な造形で細部まで再現されていてcoolな完成度。
難点としては、
・頭部にデコマスからの大胆なアレンジが・・・。、
とは言え、このサイズ帯で実在する人物に似せるにはデジタル造形を用いても難しい点もあるので、
大きな心で全てを受け入れましょう。(宗教か何かか!)
個人的にはアリではあります。コミックっぽくて。
・頭部の可動に難あり。
髪の影響ほぼ動かないので表情付にある程度の制限がかかってしまいます。
・関節テンションも万全とは言えず、肘と膝が特に弱い。
・脚部パーツに色移り。塗り直した感あり。
頭部の造形、可動域はある程度仕方ないにしても、
関節テンションと塗装のムラはいつものマフェックスといった印象。
しかしながら、
・造形が緻密。細部まで忠実に再現。お尻もエロい。
・全体の可動域は特に問題もなく、よく動く。
・付属品は必要なものが揃っている。
・現状、唯一の和製BvS版「ワンダーウーマン」。
と言った利点もあるので、総評としては
造形&可動はバッチリ、付属品も揃った和製ワンダーウーマンでBVSが再現可能ながらも、
一部可動域と関節テンション、部分的な塗装が惜しい。
良い点も悪い点も「いつも通りのマフェックス」。いい出来なのにあと一歩!
と言った印象でした。
マフェックスは初期のアメイジングスパイダーマン から買ってますが、
未だに関節テンションは改善されませんね。(;・∀・)
一部、バツグンなテンションの素体もあるので、
このパワーを全ての素体に注いで頂ければと思うのですが。
(メーカーによると、商品によって開発工場が違うからそういった差異があるとのこと。)
今後も和製フィギュアではBvSは出る気配がないので、
クオリティ、価格を考えたらオススメ出来るお品です。
ホントにあと一歩・・・と言うか、関節テンションが元気なら満足度爆上げするでしょうに!
ラインナップが挑戦的で好きなので今後も頑張って欲しいです。
ガンバレマフェックス!